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歯科技工士について

歯科技工士とは歯科技工士法第12条に基づいて各都道府県の福祉保健局などが行う歯科技工士試験に合格した後に、厚生労働大臣から免許を与えられた者のことをいいます。歯科技工士の独占業務は歯科技工業務になり、歯科医師が作成した指示書を元に義歯や差し歯、銀歯、矯正装置等の製作・加工を行うことができます。

歯科技工士資格試験の難易度

☆☆☆☆

試験は学説試験と実地試験で構成されており、学説試験は解剖学、有床義歯工学、矯正歯科技工学、歯冠修復技工学、小児歯科技工学、歯科理工学、顎口腔機能顎、法規(歯科技工士法など)からマークシート形式で出題され、実地試験は1.歯の排列(制限時間150分)人工歯を上下顎ともに並べて歯肉を形成する2.歯型彫刻(制限時間60分)石こうブロックで歯の形を彫刻する3.任意問題(制限時間120分)当日発表される実技の出題に従い補綴物を製作するという課題が課されます。
この試験も医師国家試験などと同様に受験制限があり、試験を受けるには次に掲げる
(1)文部科学大臣の指定した歯科技工士学校を卒業した者(試験日までに卒業する見込みの者を含む。)
(2)厚生労働大臣の指定した歯科技工士養成所を卒業した者(試験日までに卒業する見込みの者を含む。)
(3)歯科医師国家試験又は歯科医師国家試験予備試験を受けることができる者
(4)外国の歯科技工士学校を卒業し、又は外国において歯科技工士免許を得た者であって、厚生労働大臣が(1)又は(2)、(3)に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認めたもの
のうちの何れか1つを満たさなければいけません。
試験の合格率は95%とかなり高く、受験制限があるものの受験資格を得るための養成所や短期大学などへの入学もそれほど難しくはないので、試験はさほど難しいものではないようです。

歯科技工士試験 売れ筋教材
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